千葉銀行様における導入事例

信用リスク分野におけるスコアリングモデルの普及に伴い、金融機関にとってモデルの定期的な検証は規制上のみならず内部管理上も必要不可欠となっています。
格付体系・各種スコアリングモデルの精度検証ツールのモデルチェッカーEXは、政府系金融機関、地方銀行、第二地方銀行、信用金庫ほか、多くの金融機関で導入実績があります。

株式会社千葉銀行は千葉県を主要地盤とする地域金融機関であり、平成27年3月末現在、預金残高は10兆を超え、地域金融機関第二位の規模を誇っています(注)。
平成26年開催の弊社セミナーにて、リスク管理部信用リスクグループのモデル検証ご担当者様にモデルチェッカーEXの活用状況について、ご講演頂きました。
  注:全国地方銀行協会ホームページより

簡単な操作、引き継ぎも容易に

当行は平成19年より信用リスクについて基礎的内部格付手法を採用し、モデル検証を内製化しました。判別力の検証や格付の分布状況・PDの妥当性の検証など、モデルの検証作業は複雑で担当の負担が大きく、担当交代時の引き継ぎが困難であることが課題でした。

しかし、モデルチェッカーEXの導入により高度な統計分析が簡単な操作で可能となり、引き継ぎも容易になりました。
また、業種など様々な区分の分析結果を一度の操作で算出できるうえに、モデルチェッカーEXで出力される結果数値やグラフを、検証結果報告資料に活用できるので、モデル検証作業の大幅な効率化につながっています。